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ピロリ菌検査
ピロリ菌の除菌治療をご存じですか
あなたの胃の中にもピロリ菌がいるかもしれません。 ピロリ菌に感染した胃は慢性胃炎(ピロリ菌感染胃炎)となり、そのまま放置すると胃がんになる可能性が高まります。慢性胃炎が進行する前にピロリ菌の除菌を行うと胃がんの予防作用がより期待できます。そのため、早めの胃内視鏡検査とピロリ菌検査をお勧めします。
ただし、ピロリ菌の除菌治療は胃内視鏡検査等で慢性胃炎や胃十二指腸潰瘍等が確認されていないと健康保険が適用されません。 ピロリ菌を除菌して胃がんや胃十二指腸潰瘍を予防しましょう。
- 胃がんになった人のほとんどがピロリ菌と関係しています。
- ピロリ菌の除菌で胃がんのリスクが3分の1に減少します。
- ピロリ菌の除菌で、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の再発も減少します。
早めの除菌治療が胃がんの予防にもつながります。
内視鏡で胃炎などが確認され、ピロリ菌感染が確認された場合は早めの除菌治療をお勧めします。
- 内視鏡検査で胃炎の確認→ピロリ菌は気になるけど胃内視鏡検査はやりたくない方には苦痛の少ない経鼻内視鏡がお勧めです。
- ピロリ菌の検査→採血や呼気テストまたは検便などで簡単に調べることができます。胃内視鏡検査の時に組織をつまんでピロリ菌を調べることもできます。
- 早めの除菌治療が必要です。除菌治療として薬を1週間飲んでいただきます。
除菌治療が成功したかどうか確かめましょう。
- 薬を飲み終えて約1~2カ月で除菌が成功したかどうかがわかりますので、検査(呼気テストや採血など)で確かめてください。
- 除菌が成功したかどうかを確認せずに「除菌成功」と思い込んでいると危険です。
(胃がんを予防したつもりになって、ピロリ菌感染胃炎が放置される危険があります。)
胃カメラで定期検診をしましょう。(胃がんの早期発見になります。)
- 除菌治療が成功しても大丈夫とは言いきれません→除菌後も慢性胃炎の影響が残るため、胃がんのリスクがなくなるわけではありません。
- 菌治療の後は定期的な内視鏡検査でしっかり経過観察をしましょう。
万が一胃がんが発生しても、早期がんで発見できれば多くは内視鏡で治療可能です。